[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
鹿島市の鹿島港で昨年11月、知人にクレーンでつり上げられ海に転落した同市の会社員、栗山信幸さん(当時20歳)が死亡した事件で、栗山さんの父親が、クレーンを管理している県有明海漁協などを相手取り損害賠償請求訴訟を起こした。提訴は今月1日。
この事件で傷害致死罪に問われている同市の黒岩怜被告(22)、現場にいた少年3人とその両親も同様に訴えられた。父親側はプライバシー保護を理由に請求額を明らかにしていない。訴状によると、黒岩被告と少年1人が昨年11月15日午前1時ごろ、荷揚げ用クレーンで栗山さんをつり上げ、海に転落させ溺死させた。
他の少年2人は黒岩被告らを手助けし、両親は監督義務を怠ったとされている。漁協については、クレーンが使用できる状態で「適切に管理する義務を怠った」と連帯での賠償を求めた。