早めに取り調べの完全可視化を実現しないと、本当にダメだなってつくづく感じます。
今現在は、一部録画。それも請求してやっと見せてもらえるレベル。これは、双方にとっても疑念が残るだjけですよね。こういう警察や公務員の不正が、おおっぴらに報道されるようになったせいか、本当に公務員・公職の事件が多いような気がします。以前は報道すらなかったから、昔とは比較できませんが、いきなり不正が増えるわけないので、そういうことはあったんでしょうね。人が人を調べて、裁判まで持ち込む(裁く)なら、ブラックボックスがあってはいけないと思いますよ。
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特別公務員暴行陵虐罪:「検察官がナイフ出す」 わいせつ略取で起訴の被告弁護人が会見 /佐賀
(5月29日 毎日新聞)
わいせつ略取罪などで起訴された男性被告が今年2月、起訴前の取り調べ中に男性検察官から「カッターナイフを突き出す動作をされた」と被告の弁護人を務 める男性弁護士が28日、記者会見し、明らかにした。弁護士は、検察官の動きが特別公務員暴行陵虐罪に当たる可能性があるとして刑事告発を検討中という。 佐賀地検は「事実確認を行った上で、改めてコメントする」とした。
弁護士によると、被告が2月19日午後5時ごろ、佐賀地検で取り調べを受けた際、検察官が机の上にあったカッターナイフの刃先を露出させ、机越しに被告 に数秒間、突きつけるような動作をしたという。検察側が任意開示した取り調べ状況の録画映像を弁護人が見て、検察官の動作を確認したという。
会見で弁護士は「取り調べでこのようなことが行われると容疑者がおびえ、供述を強要されたり、意に沿わない調書に同意したりしてしまう恐れがあり、遺憾だ」と話した。
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